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ごあいさつ
大会長ごあいさつ 岩手県立中部病院 院長 伊藤達朗
このたび、2019年10月19日(土)に北上市文化交流センター さくらホール(岩手県北上市)で、第23回東北緩和医療研究会と第1回日本緩和医療学会東北支部学術大会が同時開催されることが決定し、その運営を北上市との共催で岩手県立中部病院が担当させていただく運びとなりました。
東北緩和医療研究会は20年以上の長きにわたって東北地方の各県持ち回りで開催され、毎年200~300人の医師、看護師、薬剤師、介護関係者等のさまざまな職種が集まる会で、東北地方の緩和ケアの発展と関係者の交流に大きな役割を果たしてきました。昨年、日本緩和医療学会の東北支部が結成されたことを機に、学会からの要請もあって、研究会としては緩和医療学会の東北支部学術大会に移行していくことを2018年の総会で決定し、2019年の会は東北緩和医療研究会と緩和医療学会東北支部学術大会の同時開催というかたちとなりました。
今回は、「緩和ケアの原点に還る!」をテーマに、患者さんと家族を支える緩和ケアの原点を見つめ直そうと、一般演題や講演などさまざまな企画を準備しています。特別講演には、『がんで死ぬということ』等の著作でも有名な山崎章郎先生(ケアタウン小平クリニック)をお招きして市民公開講座を開催することとしており、本大会で私たちは市民と一緒にがんといのちについて考え学び、東北地方の緩和ケアのますますの発展と充実に寄与していきたいと考えています。
会員・非会員を問わず、多くの皆様にご参加いただきますよう、心よりお待ち申し上げております。
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